歯科矯正の必要性

「小児歯科」とは、その言葉の通り、子供の歯の治療を行う診療科のことです。 おおよそ0歳から15歳くらいまでを対象としています。 歯医者さんの診療科目は「歯科(一般歯科)」、「小児歯科」、「矯正歯科」、「口腔外科」の4つが、看板に掲げて良いと法律で定められています。

診療科目にある小児歯科とは

日本人が歯科矯正を行っている割合は全体の2割程度だそうです。
アメリカでは5割以上が歯科矯正を行っているといいますから、かなり低い数字ですね。
日本では八重歯はチャームポイントととらえられることがあります。
海外では、八重歯は乱杭歯、吸血鬼や魔物のイメージが強いようです。
このような認識の差も、積極的に矯正を行われていない要因の一つと考えられています。
とはいえ、歯並びの乱れをそのままにしておくと、歯磨きの際、磨き残しが出て、虫歯や歯周病になりやすくなってしまうことにもつながります。
虫歯や歯周病は、口の中の健康だけでなく、身体の健康を阻害する可能性を秘めていると言われています。
また、歯列の乱れが顎の骨の成長に原因があったりする場合、受け口や出っ歯など、容姿にかかわる問題を抱えることになることもあります。
このようなことを予防する上でも、歯科矯正、特に、一生使い続ける永久歯への矯正は重要だと考えられるようになっています。
乳歯から永久歯に生え変わる6歳から12歳くらいまでの間は、顎の骨の成長期でもあるため、矯正がしやすく、歯並びを整えるために抜歯するリスクを回避することが可能な場合も多いです。
そのため、この時期に矯正を行うことを進められることが多いというわけなんですね。
歯科矯正の方法や器具なども種類豊富になり、矯正期間も短いものも増えているため、ハードルは低くなっています。
いざ矯正治療を考えたとき、気になる点が出てきます。
一般的な矯正歯科と小児歯科、どちらに相談に行ったらよいのかというところです。

子供専門だからできること

お子さんに対する治療を専門に行っている「小児歯科」だからできることは治療だけにとどまりません。 歯医者さんに通院することに慣れていないお子さんにとって、大人の比率が多い「歯科(一般歯科)」を受診するよりも、お子さんの患者さんの多い「小児歯科」だからこそできることも多くあるのです。

日常生活では気が付かない生活習慣

歯並びが悪くなる原因は、上下の顎の成長のバランスが崩れていことにある場合が多いのですが、それだけではありません。 お子さんが気づかないうちに行っている癖なども影響していることがあります。 そういった隠れた原因についても、専門知識の豊富な小児科医ならではの着眼点で発見できることもあります。